ひもQ

バスタオルを足す場
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    ある日のお昼前、実家から荷物が届いた。実家に置きっ放しにしていた雑貨や野菜の他に、スルメいとこからの預かり物も入っていた。それと一緒に、新品のバスタオルが同梱されていた。そういえば先日父から「次女がスルメいとこちゃんから預かり物と一緒にバスタオルを受け取ってきた」という旨のメールが届いていたっけ。なんでバスタオル?沢山貰ってお裾分けとか??と謎に思いつつ、きっとこのバスタオルもスルメいとこからだろうと思い、お礼の連絡をする。

    「バスタオルもありがとねー、カエルちゃんかわいー!」

    するとこんな返事が。

    「それカエルじゃない笑 ミッキーマウス笑笑」





    ミッキーマウス?!?!


    いやいやいや。私は「ヒッヒッヒッwww」みたいな笑い声を上げながらスルメいとこにこの写真を送った。最近のミッキーマウスはえらい緑色になったもんだなあ。

    「あれ?!これ私があげたやつじゃなーい!ミッキーのピンクのやつ!おばちゃん(うちの母)に貰った出産祝いのお返しにバスタオルあげたがやけど、お店の人が中身間違えたがかな?!やばい気になるー!こわいー!」

    OH マジかハニー。それはなかなか一大事である。笑いが止まらないながらもこのカエルのバスタオルについて母に確認したところ、

    「そのバスタオルは私が以前貰ったものです。あきに使ってもらおうと思って入れたよ。スルメいとこちゃんからはちゃんとミッキーのやつを貰っているよ」

    との返事が帰ってきた。もう、ズコーーーーーッ!!!ですよ。父の言うバスタオルと今回届いたバスタオルは別物だったのだ。紛らわしすぎる!!!でも多分母は父が私にスルメいとこからのバスタオルの話をしたことを知らないし、父も母が荷物の中にバスタオルを入れたことを知らないだろう。たまたまバスタオルというモノが被っただけでこの騒ぎである。スルメいとこにはただただお騒がせしてすまんと言うしかなかった。すまん!!!(特にオチもなく終わり)
    | ただの文 | 14:56 | comments(0) | - |
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      二度寝したらおかしな夢を見た。

      高校時代の部活の面々と、社会人になって最初に本配属になった部署の先輩方が全員集まっており、平日はホテルで接客をし、休日は部活のトレーニングをする。そんなひとつの団体だ。

      私はそれなりに上手く人間関係を構築していた。ところがある日突然、これまでの関係が嘘のように綻び始める。人とコミュニケーションが上手く取れなくなったのだ。人の出す何気ないサインを見逃し、人の言葉の真意を察することが出来ない。言葉を選べない。頓珍漢な返答しか出来ない。これまで出来ていたことが出来ない。私は焦り、余計に空回る。周囲は困惑し、私は孤立した。私に声をかけてくれていた最後のひとりは友人のアユミだったのだが、私は余裕がないあまりアユミにも辛く当たり、彼女は何も悪くないのに謝らせてしまった。アユミの背中を見ながら、私は絶望に打ちひしがれる。アユミに謝りたい。アユミの背中が遠くなる。トレーニング中だから列を離れてはならない。でももう追いたくない。みんな走って行く。全力で追ってるつもりなのにどんどん離れて行く。待って、いや、待たなくていいのかも、私がいたって、だって…

      そんな私に声をかけてきたのは、小中学校のとき同級生だった澤くんだった。夢の中の世界では、澤くんは我々のマネージャーで、メンバーのサポートをする役割だった。あー来たよ来たよ、仕方なく来たよ…。遂に顧問は澤くんを寄越したかと私はため息をついた。一番苦手なタイプ…。こんな時に喋りたくないのに…。

      「ねー、そう深刻になりなや」

      澤くんはにやにやしながらそう言った。

      あんたに何がわかるんだ!と私は唇を噛む。でも、苦手な澤くんにすら話しかけられて救われた気持ちになるほど、私は追い詰められていた。

      「…おかしなこと言っていい?!」

      私は澤くんの両肩をがっしりと掴み、叫ぶ。

      「うん、どうぞ」
      「私、人と話すのめちゃくちゃ苦手なが!!!」
      「ええ?接客業しゆうのに…?」
      「接客しよっても苦手なもんは苦手ながー!」

      人と話すのが苦手だ。
      だけど、人と話したい。
      人と繋がりたい。
      信頼し合いたい。
      なのに突然それが出来なくなった。
      どうしたらいいかわからない。
      つらい。かなしい。
      助けてほしい。

      澤くんに捲し立てていた台詞をそのまま口にしながら目が覚めた。起きてしばらく涙が止まらなかった。今の所、特に自分自身の人間関係で悩んだりはしてないんだけど、なんだったんだ今の夢…何故澤くん…?と思いつつ、泣いた。あの夢の世界の私はアユミに謝れたのだろうか。澤くんは私に何て言ったんだろう。ていうか澤くん今どこで何してんだろう。変な夢だった。今度アユミに会った時に言ってみようかな。恥ずかしいからやめとくか…。
      | 夢日記 | 12:40 | comments(0) | - |
      三十路の無職日記
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        無職だうわあああああああああああアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

         

        5年弱ほど勤めたインドレストランを退職しました。旦那の扶養の範囲内で働くパートの主婦、というのは最初から終わりまで変わらなかったはずなのに、終盤3ヶ月は非正規雇用なのに店長、店舗に社員不在というクソブラック飲食店丸出しの状態での勤務、最後の1ヶ月間に至ってはまともな休みがひと月の間に3日間しかないっていうとってもポップな状況になっていました。おかげさまで昨年までの楽しいおもひではかなり台無しになりました。終わり良ければ全て良しということは、裏を返せば終わりが悪けりゃ全てが無に帰すということです ウフフ アハハハ 自業自得な部分もあるのでもうこれ以上は言うまいよ。何にしろ良い社会勉強になりました。

         

        一晩明け、とりあえず今日は家に引きこもって怠惰の限りを尽くした今、開放感と、ネチョォ…ッとした不安に襲われています。これからどうしよう。これからどうなるんやろ。専業主婦じゃんイイネ!と言われたりもしますが、私は自分の欲しいもの・やりたいことはなるべく自分で稼いだ金でどうにかしたいんや…。ゆきさん(旦那)と共に暮らし、家計の管理も任せてもらっていますが、やはり自分で仕事をしてお金を稼いで自分の好きに使いたい!!!漫画ハロプロ宝塚ファッションその他!!!なので、まあしばらくのんびりはしようと思っていますが、また何かしらの形で仕事をせねば。でもまあちょっとひとまず休憩さしてくれよ!昨日3月分のお給料計算してて笑っちゃったもん!!パートとしてはなかなかの額だけど、週休0.7日で接客事務スタッフ教育備品発注シフト作りマニュアル作成販促企画メニューデザインその他諸々なんでもかんでも自分で言うのも何だけどソツなくこなしておちんぎんこんだけかよ!!!倍もらってもおかしくないやろこんなもん!!!店長やけどまあパートやしそこまで色々やらされんやろ!とか呑気に考えてた年末の俺!!残念ながらやらされるよ!!!なぜならお前は人当たりが良く真面目で責任感が強い上に器用なので割と何でもまあまあ出来てしまうからだ!!!自分がおらんなった後に導入される新レジとオーダーハンディの使い方を10分足らずで雑にレクチャーされてあとみんなに教えといて!よろしく!じゃ!つって去られてもなんやかんや割と問題なく操作手引きを作れてしまうのだ!!!

         

        ほんとに、パート風情が何言うとんねんちゅー話かもしれませんが、ここ3ヶ月は社会人としての自分の良い所悪い所を山ほど自覚した3か月でもありましたね…。あーあ!!良い面を生かせてドッサリ金を貰える仕事がどっかにないもんかね?!お金欲しい!!お金ダーイスキ!!!今後も良い所は伸ばし悪い所は改善しながら頑張って生きてゆきたいものです。

         

        ワーワー言うてる間に30代を迎えてしまいましたのでね。今後の身の振り方に思いを馳せながら、ひとまず布団にくるまって星組公演「こうもり/THE ENTERTAINER!」の映像を観て、ピアノの弾き語りをする北翔海莉さんの姿にホロリと涙する夜です。みちこしゃんらいすきぃ……。

        | ただの文 | 22:53 | comments(0) | - |
        Don't trust over 30!
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          30歳になった。遂に来てしまった…という気持ちよりも、やっと来たー!という気持ちの方が勝っている。予想外の清々しさに戸惑いもありつつ、こんな気持ちになるだろうなと何となく予感もしていたような。すごく不思議な気持ちだ。30歳。

          私は早生まれなので、同級生の友人達が続々と30歳になるのを眺める1年だったのだが、他人事ながらやはり普通の(っていう言い方もおかしいのかもしれないけど)誕生日よりどこか感慨深いものがあった。幼少期からの友人、思春期を共に過ごした友人、成人してから出会った友人。キャッキャと騒いだりギョ〜ンと絶望したり淡々としていたりすっかり忘れていたり、皆それぞれに30という年齢の受け止め方が違っていて興味深い。そして今日、私にもその日が無事やってきたというわけだ。私は、なんだろうな、静かに盛り上がってるっていう感じだ。真顔だけど、脳内で祭り囃子が流れている。ハッピなど着て、小気味好く踊りたい気分だ。踊らないけど。ダンスのセンスも皆無だけど。

          外はグッと春らしい、というかもはや初夏やないか!というほどに暖かく、とても良い天気で嬉しい。もっと軽やかな服装にすれば良かったなと、全身黒と紺で固めた自分の装いを悔やみつつ、職場に向かう電車に揺られる。 10年前の私は、学校を卒業し、就職を控え、大きな不安と少しの期待を見ないふりして脇に置いて、一人で東京にいた。10年後のことなどとても考えられないくらい、目の前のことに必死で、悩みを引きずりつつも何とか歩むことに必死で、どうにか希望を落っことしてしまわないように必死で…。なんかとにかく、色々と必死だった。必死だったし、いっぱいいっぱいだった。若さだけでは片付けられないどうしようもなさに支配されていたし、それはもしかしたら今でも変わっていないのかもしれない。

          20代の10年間。社会に出て働くことの尊さと難しさを知ったり、家族や友人、恋人や同僚、色んな人と真剣に向き合ったり、誰かを猛烈に傷付けたり、裏切ったり頼ったり甘えたり、声を上げて泣いたり、お腹を抱えて笑ったり、本当に色んなことがあった。10代の時とはまた違った光を放ちながら私の日々の後ろに在り、この先何度も思い出すであろう数々の出来事。

          この10年で、自分という人間の輪郭が昔よりくっきりと見えるようになったように思う。好きなものも嫌いなものも格段に増えたし、それを声に出して誰かに伝えることを怖がらなくなった。考え方も10代の頃に比べると柔軟性を帯びてきたのでは、と、思う。思いたいし、思えるようになった。良い傾向ではあるが、それでもまだまだ堅〜い頭、一生かけて柔らかくして、何でも笑って受け止められるようなバアさんになりたいなあと思う。そのために30代も何とかかんとか乗り切らなくてはならない。出会いも別れもまだまだ想像のつかない10年だけれど、後悔のないように過ごしていきたいなあと思う。

          30代の私もどうぞよろしくお願いします。最低限、死なないように頑張りたいです。

          | ただの文 | 16:25 | comments(0) | - |
          DOKI×4 DO
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            4/29、京都ロームシアターにて行われたモーニング娘。'17の2017年春ツアー「THE INSPIRATION!」昼公演に行ってきました。今回もパフォーマンスめちゃくちゃ可愛くてかっこよくて、みんなキラキラしてて、ほんとにほんとにすっっごく楽しかった。あっという間に終わりはやってきて、アンコールでのメンバーの再登場をコールしながら待って、みんなが出てきて最新曲「ジェラシー ジェラシー」を披露してくれて、「RICH!YOUNG!GIRLY!細い!」つってね、めっちゃ盛り上がったわけですね。

             

            そしてその後の、フクちゃんの「工藤遥から大切なお知らせがあります」という言葉に「え?」って思いながらどぅーに視線を移すと、彼女は一歩前に出て、今秋のツアーをもってモーニング娘。'17、そしてハロー!プロジェクトを卒業するということを私たちに伝えてくれました。

             

            もう、えっ!!!!!ですよ。えっ!!!!!!!えっ!!!!!?????

             

            まさかこのタイミングで卒業発表があるなんて思ってなかったし、どぅーがこんなに早く卒業するなんて思わなかったし、私自身も卒業発表に立ち合うのが初めてだったし…。膝が笑って血の気が引いて、色んな感情が一気にぶわーっと湧き出して、気付いたら涙が溢れていました。

             

            なんで?嘘やろ?だってまだ17歳やん。秋になったってまだ18歳やん。まだまだこれからやん。まーどぅーは?まーどぅーが離れ離れになるなんて考えられない。つんく♂さんに「佐藤は22歳が勝負」と言われたまーちゃん。その日が実際訪れたとき、どぅーも当たり前にまーちゃんの隣にいるんだって思ってた。22歳どころか、成人さえ、高校卒業さえ迎えてないやん…。あんな幼かったまーどぅーがーって、これから先もまだまだ色んな節目で言えるんだと思ってた。でも、こんなのは私達ファンの勝手な願望で、どぅーにもまーちゃんにも、他のメンバー皆にも、それぞれ見えているものがあって、目指している景色がある。そのために息を切らして声を枯らして走ってる。その中にモーニング娘。のメンバーとしての瞬間があって、私達はそこに偶然居合わせることができた幸せ者なんだって。わかっているつもりなのにわかっていなかった。大人な言葉で送り出したいけどやっぱりすぐは無理。卒業発表は、誰のだっていつのだって、寂しいし悲しいものなのだ。

             

            正直、今年は20周年のアニバーサリーイヤーだし、モーニングに関しては悲しいニュースは無いんだと思い込んでいました。ただでさえ℃-ute解散とももち引退が控えてるのに、もうこれ以上は無いだろうって。多分来年辺りに私の推しメンこと飯窪春菜ちゃんが卒業するんじゃないかなあ…と思ってて、卒コン絶対現場に行きたいし良い席で見たいしそろそろ観念してファンクラブ入会しよ…と思っていた矢先の出来事で、動揺で未だに喉の奥がギュッと閉じたままになっているような感覚です。本当にびっくりした…。

             

            公演後のメンバー各々からの挨拶の時、まーちゃんが「やっぱりまさはコンサートが大好き」って言ってて、その後にアンコール挟んでどぅーの発表だったのがなんか…。あんな風に言ってる子が近くにいたからこそ、余計にどぅーの演技への気持ちが固まったんじゃないかなって気がします。まーちゃんのコンサートに対する気持ちと、どぅーの演技に対する気持ちは同じなんだろうな。ステージに立って歌って踊ることがお仕事のアイドルとして活動していく上で、まーちゃんが真摯に歌やダンスに向き合ってる姿は、どぅーが自分がそう在れないことを心苦しく思うには十分だったんじゃないかなって思います。もちろんまーちゃんに限らずメンバー皆そう。皆がどれだけ真剣にアイドルという仕事に向き合ってるか知ってるからこそ、どぅー自身の葛藤も大きかっただろうし、この結論に至るまでもたくさん考えて悩んだんじゃないかと思います。どぅーは真面目な子だから。

             

            ここ最近のどぅーは元々のルックス面に磨きがかかってきたのは勿論、パフォーマンス面での活躍も目覚ましく、パートも増えたしシングルで前に出てくることも多くなりました。だからこそさらに先、もっと先って期待していたから、モーニング娘。のメンバーではなくなること、もう歌やダンスが見れなくなることがすごく寂しいです。でも、どぅーが望んで進むと決めた道だから、ずっと見守っていきたい。どぅーならきっと素敵な役者さんになれるよ。頑張ってほしいです。そして卒業後も定期的にメンバーと会って遊んでほしい。10期のお泊まり会とかしてほしい…。

             

            どぅーの話題にだいぶ心が持ってかれちゃいましたが、コンサートほんとにほんとに楽しかったです。初っ端からミックスアップしまくりかっこよすぎ!メドレー楽しすぎ!青春Say A-HAと私の何にもわかっちゃいない音源化はよ!!!MCではるなんが私も大好きな清水寺の胎内めぐりの話しててわかるウフフ〜ってなったし、ポエムコーナーでもはるなんとえりぽんの照れ顔見れたし盛りだくさんでした。でもどぅーの卒業発表直後にブラボー!で声は出せなかった。泣いちゃって。「今日は楽しいね〜」って、楽しないわ!!みたいな。笑。ごめんよ、どぅー…君のせいじゃないんだよ…。

             

            まだ卒業まで時間はある、ようで、多分あっという間にやってくる。℃-uteとももちの卒業だって発表の時にはまだ時間あるよねって思ってたのにもう再来月に迫ってる。時間の容赦なさに救われることもあれば絶望させられることもある。タイムリミットを気にせざるを得ないアイドルという仕事、その仕事を応援することについて、ハロプロを追ってると節々で考えさせられるなあと思います。楽しいことばかりじゃないからこそ、楽しいときを全力で楽しんでいきたいなあ。日本語おかしいけど気にするな。とりあえず卒業発表直後のブラボー!でも全力で声出せるくらい強くなりたいと切に思った…メンバーは全力で声出してたんですから…強い子たちだなあほんとに…ああまた泣けてきたほんと無理……。

             

            はけるとき「秋までよろしくねー!」って叫んで笑顔を見せてくれた工藤遥ちゃん。 秋まで全力でアイドルを楽しんでね。 そして、その後に見せてくれるたくさんの新しい顔も楽しみにしています。

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

             

            どぅー関連のちょっと出しただけでもこんだけの数になってもうた また別記事で改めてやりたいな

            あっハロプロおすすめソング記事も鋭意制作中です!しばしお待ちを グヘヘ

            | - | 13:22 | comments(0) | - |
            ありがとさんかくゥー!!
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              ミュージカルテニスの王子様3rdシーズン 青学VS六角公演を観劇してきましたあああああああああああああああハムハフハフハ!!!という記事です。ネタバレ盛り沢山ですご注意ください

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              | - | 12:52 | comments(2) | - |
              無題
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                古い友人のお姉さんが亡くなった。
                川沿いが桜色に染まる少し前のことだった。

                友人をYちゃん、お姉さんをRさんとしよう。Rさんは私たちより2つ年上で、とても、とっても絵が上手な人だった。同じように絵を描くことが好きだった私とYちゃんは、Rさんに多大なる影響を受け、当時まだたくさんいたお絵かき仲間たちと、Rさんはすごい、Rさんのように上手くなりたいと話したものだった。

                交換漫画という遊びをよく覚えている。交換ノートの漫画版のようなもので、ファイルブックにルーズリーフを入れ、数人で自分の描いた漫画を順番に見せ合うのだ。漫画雑誌の連載形式で、「たんとうは◯◯でーす!」という文言とタイトルロゴを入れた表紙に本編、最後のページに続く…という引きを入れ、後書きもあったりする。Rさんはご自身の同級生の絵描き友達(これまた恐ろしく上手い人だった)、Yちゃん、そしてYちゃんの友人である私たちを含めたメンバーでこの遊びをしてくれていた。大体1ヶ月に1〜2回くらいのペースで回ってくるそのノートを開き、Rさんの漫画を読むのは私にとって大きな楽しみだった。Yちゃんから「姉ちゃんがあきちゃんの漫画を褒めてたよ」と聞いたときは、飛び上がって喜んだりもした。Rさんを参考にしてイラストを描いたりもしたし、少しでもRさんに近付きたいと思っていた。私にとっては本当に憧れの存在で、Yちゃんの家にお邪魔したときにRさんがいると物凄く緊張したし、上手く話せた記憶も全く無い。YちゃんはRさんをとても慕っていたし、長女だった私にとって絵が上手いお姉さんというのは本当に羨ましくもあった。ふたりは私にとって理想の関係だったのだ。

                やがて私とYちゃんは別々の高校に進学し、それ以降ほとんど会わなくなった。もちろんRさんとも。また、高校進学と共に、私は思うところあって絵や漫画から離れようと思っていた。だけど、Rさんが個人的にやっていたイラストサイトは陰ながら見ていたし、やがてサイト自体の更新が無くなってからも、なんとなくRさんはずっと絵を描いていくのだろうと確信していた。描くのをやめたRさんなど想像がつかなかった。

                そして、やめるやめると言いつつも、結局私も絵や漫画を描くことから完全には離れられなかった。逃げたりもがいたりしながらも、どうにかこの気持ちに対して自分の中での着地点を見つけようと右往左往している。これは現在進行形だ。今に至るまで私が絵や漫画に執着しているのは、きっとRさんの漫画を初めて読んだときの、「こんなものが描けるなんて」という憧れと嫉妬がないまぜになった、幸せなような泣き崩れたいようなあの感覚を味わってしまったからだ。雑誌に載っている美しく楽しい絵や漫画は、空の上の神様が人智を超えた力で作っているんじゃなく、Rさんのような自分と同じ人間が描いているのだということをまざまざと思い知らされたあの絶望感と高揚感。身近な人がその域に向かって走っているという衝撃と焦燥。あの年齢で身近にああいう人がいた、というのは本当に大きかったと思う。Rさんは真剣に、プライドを持って描いていた。向き合うことを怖がった私にとって、本当に眩しい姿勢だった。

                訃報を聞いたとき、なぜ、という気持ちで頭がいっぱいになった。だけど、考えたところでどうにもならない。私はRさんの人となりをほとんど知らないに等しかった。絵や漫画を通してでしか接したことが無かったからだ。Yちゃんのように並んでゲームもしなかったし、一緒に画材屋にも行っていない。趣味思考、喜怒哀楽、Rさんのことは何もかも紙とペンを通して想像するしかなかった。そうやって眺めるRさんのことが好きだったのも事実だった。でも、それももうできない。まさかこんな形で終わってしまうなんて思ってもいなかった。携帯電話を握り締めて私はしばらく呆然としていた。そして、私なりのお悔やみの気持ちと共に、次に帰省するときに御線香をあげに行くね、と伝えた。

                当日、私は母に車を出してもらい、実家から10分ほどのYちゃんの家に向かった。久し振りに見る田んぼの景色。道がうろ覚えだったのだが、近所までYちゃんが迎えに来てくれた。会うのは5年ぶりだった。Yちゃん結婚したがでね?あきちゃんもね。なんかウケるでね。なんて、近況を話しながらお家までの坂を歩く。玄関先に尻尾がくるりと丸まったワンコがおり、こちらを見てワンワンと吠えた。こんにちは、と手を振りながら靴を脱ぐ。小学生くらいの女の子が、玄関の横の部屋からひょっこりと顔を覗かせて、照れ臭そうに挨拶をしてくれた。Yちゃんの姪っ子だという。

                お墓は決まっているが納骨はまだしてないらしく、Rさんのお骨はお仏壇にあった。遺影のRさんは、当たり前だけど私の記憶よりも大人っぽくなっていた。大人っぽくっていうか、大人だった。そしてYちゃんも私も、大人だ。私たちは、すっかりいい大人になってしまった。

                お仏壇の傍らには、Rさんの絵が並べられていた。ほぼYちゃんが選んで置いたものだと聞いた。Rさんは基本的にアナログ派で、スクリーントーンも極力使わない、書き込みの多い作風だった。ペンタッチも美しく、キャラの顔も生き生きとしている。どれも、とても素敵な作品ばかりだった。あの頃よりも更に素敵になっている。デジタルツールを使ったカラーイラストも美しかった。創作も二次創作もどれも見応えがあった。そして、見れば見るほど、どうして、どうしてなんだろう、という気持ちが頭をぐるぐると回った。きっとYちゃんは私以上にその気持ちを抱いたまま、今に至っているはずだ。

                思い出話はやはり絵や漫画のことが大半になった。Yちゃんは、自分がどれだけRさんに影響を受けてきたかをぽつぽつと話してくれた。悲劇的ではなかったが、終始どこか諦めのつかないような、複雑な表情をしていた。

                「しばらく絵を描いたりしやせんかったけんど、この間久し振りに描いたら楽しかった。ああ、これからはもっと描こうって思った。くさいけんど、Rの代わりに、Rの分までって。そう思うよ」

                私は、言葉が見つからなかった。
                ただただ、うん、と言うしかなかった。

                死ぬとはどういうことなのだろう。なぜ生まれなぜ生きるのだろう。私にはわからない。きっと死ぬまでわからないのだと思う。死んでもわからなかったりして。わかったとしても、その時にはもういない。それが死ぬということなのだろうか。なんかややこしいなあ。

                私たちはまたなんとなく思い出話を続けた。あの頃の私たちはどんな子だったっけ。他人のことよりも、過去の自分の話の方がよっぽど他人事のように思えるのはどうしてだろう。

                これから生き続けていく上で、出会ってきた数と同じだけきっと別れも訪れる。自分にも順番は回ってくるだろう。その日が来たとき自分はどんな気持ちでいるのだろう。Rさんはどんな気持ちだったのだろう。魂の存在を信じるとしたら、今の私たちはふわふわ浮かぶRさんの魂にどう映るだろう。相変わらず想像するしか出来ないけれど。

                「あれ?奥で赤ちゃん泣きゆう?」
                「ん?あ、うちの子ども」
                「えっ?」
                「あたしの息子」
                「Yちゃん子ども産んだが?!」

                Yちゃんのお姉さんが赤ちゃんを抱いてやって来た。赤ちゃんはYちゃんの腕に収まってやっと泣き止む。私は心底びっくりして、思わず笑ってしまった。もうすぐ2ヶ月ながよ、とYちゃんはお母さんの顔をして微笑む。お姉さんが亡くなってお子さんが産まれて、しかも同時期に交通事故で入院したりもしていたらしいYちゃん。さぞかし激動の日々だったことだろう。それでも私に連絡をくれたことをとても有難く思う。新しい命のほっぺたを撫でながら、楽しいことをなるべくたくさん見つけてね、この世はクソだと思うと本当にクソみたいな日々になりますからね、と説教臭いことを思った。

                Yちゃんのご家族に挨拶をして、ワンコに再び吠えられながらYちゃんのお家を後にした。まだRの絵の整理全部は終わってないがやけど、原画とか、よかったらあきちゃんにもあげるねとYちゃんが言ってくれたので、私はその厚意に存分に甘えることにした。また連絡すると言い合い、手を振って別れた。とても天気の良い、なんでもない秋の日のことだった。
                | - | 21:46 | comments(0) | - |
                ハロプロおすすめソング集 ノリノリ編 モーニング娘。
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                  まずはモーニング娘。のノリノリソングから参ります。私が本格的に彼女らの活動を追い始めたのが2013年夏頃、田中れいなちゃん卒業直後くらいかな?なので、その辺からいるメンバーに言及することが多くなるかと思いますがご容赦くださいー。


                  泡沫サタデーナイト!

                   

                   

                   





                  まずは最新曲から!去る5/31にグループを卒業した9期メンバー鈴木香音ちゃんのラストシングルです。卒コンのライブビューイングに参加し、終始号泣した挙句未だに悲しみを引きずっている私ですが、思い出して辛いからと言ってこの曲を聴くのやめようとはならないんですよねーーー。笑顔が最大の魅力である香音ちゃんにぴったりの、明るくて、でもその明るさが何故か切なくて泣いてしまう…そんな一曲です。可愛い女の子が楽しそうに歌って踊る姿というのは本当に素晴らしいものだ…。個人的な見どころは1:47〜の背景ぐるり〜んな飯窪春菜ちゃんと、「やっぱ薄くて軽い」のところの飯窪・尾形のWはるなですかね。グループ屈指の薄くて軽いボディを持つふたりです。歌割決めた人絶対これ狙ってやったやろ。余談ですが飯窪春菜ちゃんは私の一推しです…かわいすぎ…


                  スカッとMy Heart

                   

                   

                   

                   





                  曲かっこよくて衣装かわいい!衣装かわいくて曲かっこいい!!アホみたいなコメントですみません…。鈴木香音ちゃんがダイエットして物凄くスリムになってた頃ですね。クッソ可愛いマジで。でもふっくらしてても可愛いよ。ズッキはいつも可愛いよ。何で芸能界引退してもうたんや……………あぁ、やめましょうこの話……フッフフ……………


                  私こういうファンキーな曲すごく好きなんですよね!!なので2015年秋ツアーのセトリで、同じくハロプロファンクの最高峰と名高い「The 摩天楼ショー」と連続で披露されたときの高揚感は半端無かった…

                   

                   





                   

                   



                  鞘師りほりほの卒業も本当に悲しすぎたな…そしてこの動画も既に懐かしい。時間って怖い…


                  What's Up? 〜愛はどうなのよ〜

                   

                   




                   

                   




                  この曲で言うと田中れいなちゃん卒業ツアー「ミチシゲ☆イレブンSOUL」でのコンサート映像がすーごく好きです。F1モチーフのカラフルな衣装もハンカチ振るダンスもかわいい!


                  ドッカ〜ン カプリッチオ



                  腰!腰腰!!コンサートでめちゃくちゃ楽しい曲です。飛んで跳ねて床が揺れるんや…。


                  やめてよ!シンドバッド

                   

                   

                   

                   

                   

                   




                  5期6期の先輩たちのベテラン感と初々しくてかわゆい9期のみんなが合わさってマジで激烈最強伝説。ちょいちょい入る「ポンポンポポポン♪」ていう太鼓の音がアホっぽくて超好きです。


                  まじですかスカ!

                   

                   

                   

                   


                   

                   




                  9期メンバーちゃんたちのデビューシングル。発売当時まだハローに目覚めてなかったんですが、友人がカラオケでこの曲を歌ってくれて、あっ今モー娘。こんな曲歌ってるんだ、かわいいなあとぼんやり思ったものでした。まさか数年後こんなにもアレなことになるとは…。数年後、9期が一番先輩になったモーニングの歌うこの曲、すごく良かった。ウッ……りほりほ……ズッキ………。ズッキの卒コンで歌わなかったのはもうりほりほがいなかったからなんですかねー?入れて欲しかったなーセトリに!!


                  3,2,1 BREAKIN' OUT!

                   

                   

                   

                   





                  跳ねたくなるようなポップさに溢れた一曲。リリース当時のメンバーはもちろんなんですが、2015年春ツアーのメドレーで現メンバーが歌うこの曲も超素敵でした。生ハモリって気持ちいいですよねえ。というかこのメドレー自体がすんごい良い。



                  ↑これですね。コンサート映像があまりにもネットに上がるのは問題とは思いつつ、人に見せたいとき本当に助かってしまっているこのジレンマ…。前述のマジすか9期先輩ver.もこれに入ってます。


                  SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜

                   

                   

                   

                   




                  いやーみんな可愛すぎでは?!ビックリしますねMAJIDE!!!色んなおなご、みんな違ってみんな良い…。この当時のメンバーだとよっすぃ〜が超好きです。ご懐妊おめでとうよっすぃ〜。




                  ↑この曲も入ってる大好きなコンサート映像です。新旧のパーティチューンが共存する名メドレー。セクボとマンパワーの融合がかっこよすぎ!!嗚呼、麗しのプラチナ期…。


                  ここにいるぜぇ!

                   

                   

                   

                   




                  すごく明るい曲なのに、最後の最後、「みんなlonely boys and girls」って歌詞を持ってくるつんく♂さんがワイは好きや…だんだんつんく♂さん賛美ブログみたいになってくるなやっぱり


                  Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜

                   

                   

                   

                   





                  ハロプロのキムタクことよっすぃ〜メインの一曲。毎回言うけど皆キャワウィーネー!!私男装とか女装も大好物なんですわ…素敵…。最近だと今年の春ツアーで工藤遥ちゃんがよっすぃ〜のポジションに着いて、色んなメンバーをたらし込む熱い展開がありました。でもどぅーはやっぱり美少女路線で行ってほしいんですけど私…ゲヒヒ…だって可愛いじゃん…。


                  Happy Night

                   

                   

                   

                   




                  ファンキーだけど初期特有のアダルティ〜な雰囲気もばっちり漂う一曲。圭ちゃん〜〜〜好きや〜〜〜ッ

                  ていうかこれ1999年の映像なんですね…ヒェ〜〜〜ッッ………


                  今更感あるのでいわゆる黄金期のメジャーな曲は割愛しますが、そうだ!We're AliveとかLOVEマシーンとか恋のダンスサイトとか真夏の光線とか好きです。

                   

                  | いろいろ感想 | 17:57 | comments(0) | - |
                  ハロプロおすすめソング集 俺セレクション
                  0

                    こんにちは皆さん!!!毎度おなじみノリと勢いだけのブログのお時間です!!以前ある方から「今度ハロプロの曲オススメ教えてくださーい」と言っていただいた…というのを言い訳に、自分用メモも兼ねてハロプロの好きな曲をご紹介する記事を書こうと思います。

                    オススメしまっせーとか偉そうなこと言ってますが、私もまだまだ本格的にハマって3年くらいでハロプロの歴史からすると屁みたいなものですし、気に入ったものを延々と繰り返す習性があるためなかなか数をこなせていないので、まだまだビギナーです。ヘソんんとこヨロシク。手元にある音源はモーニング娘。が一番多く、別グループはアルバム曲がまだまだ全然、歴代の派生ユニットもぽつぽつ…って感じです。もちろんここに書いてないけどもっといっぱい良い曲ありますしどれも好きですし嫌いな曲なんて別に無いですしおすし!!とりあえず現時点での私の特におすすめの曲ということで!!!ひとつ!!!現実逃避じゃないから!!!大丈夫大丈夫AHAHAHA!!!!!曲が絞りきれず凄い数になっちゃったので曲調ごとに記事も分けてみました。曲の分け方は割と適当です…自分でもノリノリとカッコイイの違い、カッコイイとクールの違いがいまいちわからない…でもノリノリとクールが違うのはわかる…みたいな…そんな感じです……(?)ほんでやっぱりモーニングの曲が多くなっちゃうので分け方もモーニングとそれ以外みたいな感じです…決して贔屓してるわけじゃ…いや贔屓してるのか…でもほんと、ハートはハロプロ箱推しクソDDです。

                     

                    とりあえず、のろのろと更新していくので、お暇な時にでも下記のリンクからどうぞご覧下せえ。

                     

                     

                    ※それぞれ動画多数 YouTubeとニコニコ動画混じってます

                     

                    ハロプロおすすめソング集 ノリノリ編 モーニング娘。

                    ハロプロおすすめソング集 ノリノリ編

                    ハロプロおすすめソング集 カッコイイ編 モーニング娘。

                    ハロプロおすすめソング集 カッコイイ編

                    ハロプロおすすめソング集 クール編 モーニング娘。

                    ハロプロおすすめソング集 クール編

                    ハロプロおすすめソング集 カワイイ編 モーニング娘。

                    ハロプロおすすめソング集 カワイイ編

                    ハロプロおすすめソング集 しっとり編

                    ハロプロおすすめソング集 珍曲編

                     

                    番外編

                    ハロプロおすすめ動画集 コンサート編

                    ハロプロおすすめ動画集 おもしろ編

                    | いろいろ感想 | 15:54 | comments(0) | - |
                    No music, No life
                    0
                      職場のマネージャーのモトさんとの間で、

                      「あきさんさ、店閉めるん遅なったら家着くの0時過ぎるやんなあ?帰り道怖くないん?」
                      「や、全然怖くないです!」
                      「そうなん?」
                      「はい!イヤホンで音楽聴いて歌って踊りながら帰ってるので大丈夫です!」
                      「イヤホンつけてんの?!後ろから襲われても物音聞こえへんで気付かんやん!!」
                      「いやっでも歌ってますし、襲われたりはないかなーって」
                      「いやいやいや!もうちょい気い付けてや!!」
                      「でも、踊ってもいますし……」
                      「歌と踊りにそんだけ防犯上の信頼置く人初めて見たわ!あたしが先帰ったり休んだりする日に遅くに帰らすねんから、あきさんになんかあったらあたしが死ぬほど落ち込むしお願いやからイヤホンやめて!あたしのためにやめて!!」
                      「モトさんのために…」
                      「そう!あたしのため!」
                      「わかりました!アカペラで歌います!!」
                      「アカペラやったらなんぼでも歌って!!!」

                      というやりとりをしました。
                      | ただの文 | 22:39 | comments(0) | - |
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