ひもQ

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    ありがとさんかくゥー!!
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      ミュージカルテニスの王子様3rdシーズン 青学VS六角公演を観劇してきましたあああああああああああああああハムハフハフハ!!!という記事です。ネタバレ盛り沢山ですご注意ください

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      | - | 12:52 | comments(2) | - |
      無題
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        古い友人のお姉さんが亡くなった。
        川沿いが桜色に染まる少し前のことだった。

        友人をYちゃん、お姉さんをRさんとしよう。Rさんは私たちより2つ年上で、とても、とっても絵が上手な人だった。同じように絵を描くことが好きだった私とYちゃんは、Rさんに多大なる影響を受け、当時まだたくさんいたお絵かき仲間たちと、Rさんはすごい、Rさんのように上手くなりたいと話したものだった。

        交換漫画という遊びをよく覚えている。交換ノートの漫画版のようなもので、ファイルブックにルーズリーフを入れ、数人で自分の描いた漫画を順番に見せ合うのだ。漫画雑誌の連載形式で、「たんとうは◯◯でーす!」という文言とタイトルロゴを入れた表紙に本編、最後のページに続く…という引きを入れ、後書きもあったりする。Rさんはご自身の同級生の絵描き友達(これまた恐ろしく上手い人だった)、Yちゃん、そしてYちゃんの友人である私たちを含めたメンバーでこの遊びをしてくれていた。大体1ヶ月に1〜2回くらいのペースで回ってくるそのノートを開き、Rさんの漫画を読むのは私にとって大きな楽しみだった。Yちゃんから「姉ちゃんがあきちゃんの漫画を褒めてたよ」と聞いたときは、飛び上がって喜んだりもした。Rさんを参考にしてイラストを描いたりもしたし、少しでもRさんに近付きたいと思っていた。私にとっては本当に憧れの存在で、Yちゃんの家にお邪魔したときにRさんがいると物凄く緊張したし、上手く話せた記憶も全く無い。YちゃんはRさんをとても慕っていたし、長女だった私にとって絵が上手いお姉さんというのは本当に羨ましくもあった。ふたりは私にとって理想の関係だったのだ。

        やがて私とYちゃんは別々の高校に進学し、それ以降ほとんど会わなくなった。もちろんRさんとも。また、高校進学と共に、私は思うところあって絵や漫画から離れようと思っていた。だけど、Rさんが個人的にやっていたイラストサイトは陰ながら見ていたし、やがてサイト自体の更新が無くなってからも、なんとなくRさんはずっと絵を描いていくのだろうと確信していた。描くのをやめたRさんなど想像がつかなかった。

        そして、やめるやめると言いつつも、結局私も絵や漫画を描くことから完全には離れられなかった。逃げたりもがいたりしながらも、どうにかこの気持ちに対して自分の中での着地点を見つけようと右往左往している。これは現在進行形だ。今に至るまで私が絵や漫画に執着しているのは、きっとRさんの漫画を初めて読んだときの、「こんなものが描けるなんて」という憧れと嫉妬がないまぜになった、幸せなような泣き崩れたいようなあの感覚を味わってしまったからだ。雑誌に載っている美しく楽しい絵や漫画は、空の上の神様が人智を超えた力で作っているんじゃなく、Rさんのような自分と同じ人間が描いているのだということをまざまざと思い知らされたあの絶望感と高揚感。身近な人がその域に向かって走っているという衝撃と焦燥。あの年齢で身近にああいう人がいた、というのは本当に大きかったと思う。Rさんは真剣に、プライドを持って描いていた。向き合うことを怖がった私にとって、本当に眩しい姿勢だった。

        訃報を聞いたとき、なぜ、という気持ちで頭がいっぱいになった。だけど、考えたところでどうにもならない。私はRさんの人となりをほとんど知らないに等しかった。絵や漫画を通してでしか接したことが無かったからだ。Yちゃんのように並んでゲームもしなかったし、一緒に画材屋にも行っていない。趣味思考、喜怒哀楽、Rさんのことは何もかも紙とペンを通して想像するしかなかった。そうやって眺めるRさんのことが好きだったのも事実だった。でも、それももうできない。まさかこんな形で終わってしまうなんて思ってもいなかった。携帯電話を握り締めて私はしばらく呆然としていた。そして、私なりのお悔やみの気持ちと共に、次に帰省するときに御線香をあげに行くね、と伝えた。

        当日、私は母に車を出してもらい、実家から10分ほどのYちゃんの家に向かった。久し振りに見る田んぼの景色。道がうろ覚えだったのだが、近所までYちゃんが迎えに来てくれた。会うのは5年ぶりだった。Yちゃん結婚したがでね?あきちゃんもね。なんかウケるでね。なんて、近況を話しながらお家までの坂を歩く。玄関先に尻尾がくるりと丸まったワンコがおり、こちらを見てワンワンと吠えた。こんにちは、と手を振りながら靴を脱ぐ。小学生くらいの女の子が、玄関の横の部屋からひょっこりと顔を覗かせて、照れ臭そうに挨拶をしてくれた。Yちゃんの姪っ子だという。

        お墓は決まっているが納骨はまだしてないらしく、Rさんのお骨はお仏壇にあった。遺影のRさんは、当たり前だけど私の記憶よりも大人っぽくなっていた。大人っぽくっていうか、大人だった。そしてYちゃんも私も、大人だ。私たちは、すっかりいい大人になってしまった。

        お仏壇の傍らには、Rさんの絵が並べられていた。ほぼYちゃんが選んで置いたものだと聞いた。Rさんは基本的にアナログ派で、スクリーントーンも極力使わない、書き込みの多い作風だった。ペンタッチも美しく、キャラの顔も生き生きとしている。どれも、とても素敵な作品ばかりだった。あの頃よりも更に素敵になっている。デジタルツールを使ったカラーイラストも美しかった。創作も二次創作もどれも見応えがあった。そして、見れば見るほど、どうして、どうしてなんだろう、という気持ちが頭をぐるぐると回った。きっとYちゃんは私以上にその気持ちを抱いたまま、今に至っているはずだ。

        思い出話はやはり絵や漫画のことが大半になった。Yちゃんは、自分がどれだけRさんに影響を受けてきたかをぽつぽつと話してくれた。悲劇的ではなかったが、終始どこか諦めのつかないような、複雑な表情をしていた。

        「しばらく絵を描いたりしやせんかったけんど、この間久し振りに描いたら楽しかった。ああ、これからはもっと描こうって思った。くさいけんど、Rの代わりに、Rの分までって。そう思うよ」

        私は、言葉が見つからなかった。
        ただただ、うん、と言うしかなかった。

        死ぬとはどういうことなのだろう。なぜ生まれなぜ生きるのだろう。私にはわからない。きっと死ぬまでわからないのだと思う。死んでもわからなかったりして。わかったとしても、その時にはもういない。それが死ぬということなのだろうか。なんかややこしいなあ。

        私たちはまたなんとなく思い出話を続けた。あの頃の私たちはどんな子だったっけ。他人のことよりも、過去の自分の話の方がよっぽど他人事のように思えるのはどうしてだろう。

        これから生き続けていく上で、出会ってきた数と同じだけきっと別れも訪れる。自分にも順番は回ってくるだろう。その日が来たとき自分はどんな気持ちでいるのだろう。Rさんはどんな気持ちだったのだろう。魂の存在を信じるとしたら、今の私たちはふわふわ浮かぶRさんの魂にどう映るだろう。相変わらず想像するしか出来ないけれど。

        「あれ?奥で赤ちゃん泣きゆう?」
        「ん?あ、うちの子ども」
        「えっ?」
        「あたしの息子」
        「Yちゃん子ども産んだが?!」

        Yちゃんのお姉さんが赤ちゃんを抱いてやって来た。赤ちゃんはYちゃんの腕に収まってやっと泣き止む。私は心底びっくりして、思わず笑ってしまった。もうすぐ2ヶ月ながよ、とYちゃんはお母さんの顔をして微笑む。お姉さんが亡くなってお子さんが産まれて、しかも同時期に交通事故で入院したりもしていたらしいYちゃん。さぞかし激動の日々だったことだろう。それでも私に連絡をくれたことをとても有難く思う。新しい命のほっぺたを撫でながら、楽しいことをなるべくたくさん見つけてね、この世はクソだと思うと本当にクソみたいな日々になりますからね、と説教臭いことを思った。

        Yちゃんのご家族に挨拶をして、ワンコに再び吠えられながらYちゃんのお家を後にした。まだRの絵の整理全部は終わってないがやけど、原画とか、よかったらあきちゃんにもあげるねとYちゃんが言ってくれたので、私はその厚意に存分に甘えることにした。また連絡すると言い合い、手を振って別れた。とても天気の良い、なんでもない秋の日のことだった。
        | - | 21:46 | comments(0) | - |
        ハロプロおすすめソング集 ノリノリ編 モーニング娘。
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          まずはモーニング娘。のノリノリソングから参ります。私が本格的に彼女らの活動を追い始めたのが2013年夏頃、田中れいなちゃん卒業直後くらいかな?なので、その辺からいるメンバーに言及することが多くなるかと思いますがご容赦くださいー。


          泡沫サタデーナイト!

           

           

           





          まずは最新曲から!去る5/31にグループを卒業した9期メンバー鈴木香音ちゃんのラストシングルです。卒コンのライブビューイングに参加し、終始号泣した挙句未だに悲しみを引きずっている私ですが、思い出して辛いからと言ってこの曲を聴くのやめようとはならないんですよねーーー。笑顔が最大の魅力である香音ちゃんにぴったりの、明るくて、でもその明るさが何故か切なくて泣いてしまう…そんな一曲です。可愛い女の子が楽しそうに歌って踊る姿というのは本当に素晴らしいものだ…。個人的な見どころは1:47〜の背景ぐるり〜んな飯窪春菜ちゃんと、「やっぱ薄くて軽い」のところの飯窪・尾形のWはるなですかね。グループ屈指の薄くて軽いボディを持つふたりです。歌割決めた人絶対これ狙ってやったやろ。余談ですが飯窪春菜ちゃんは私の一推しです…かわいすぎ…


          スカッとMy Heart

           

           

           

           





          曲かっこよくて衣装かわいい!衣装かわいくて曲かっこいい!!アホみたいなコメントですみません…。鈴木香音ちゃんがダイエットして物凄くスリムになってた頃ですね。クッソ可愛いマジで。でもふっくらしてても可愛いよ。ズッキはいつも可愛いよ。何で芸能界引退してもうたんや……………あぁ、やめましょうこの話……フッフフ……………


          私こういうファンキーな曲すごく好きなんですよね!!なので2015年秋ツアーのセトリで、同じくハロプロファンクの最高峰と名高い「The 摩天楼ショー」と連続で披露されたときの高揚感は半端無かった…

           

           





           

           



          鞘師りほりほの卒業も本当に悲しすぎたな…そしてこの動画も既に懐かしい。時間って怖い…


          What's Up? 〜愛はどうなのよ〜

           

           




           

           




          この曲で言うと田中れいなちゃん卒業ツアー「ミチシゲ☆イレブンSOUL」でのコンサート映像がすーごく好きです。F1モチーフのカラフルな衣装もハンカチ振るダンスもかわいい!


          ドッカ〜ン カプリッチオ



          腰!腰腰!!コンサートでめちゃくちゃ楽しい曲です。飛んで跳ねて床が揺れるんや…。


          やめてよ!シンドバッド

           

           

           

           

           

           




          5期6期の先輩たちのベテラン感と初々しくてかわゆい9期のみんなが合わさってマジで激烈最強伝説。ちょいちょい入る「ポンポンポポポン♪」ていう太鼓の音がアホっぽくて超好きです。


          まじですかスカ!

           

           

           

           


           

           




          9期メンバーちゃんたちのデビューシングル。発売当時まだハローに目覚めてなかったんですが、友人がカラオケでこの曲を歌ってくれて、あっ今モー娘。こんな曲歌ってるんだ、かわいいなあとぼんやり思ったものでした。まさか数年後こんなにもアレなことになるとは…。数年後、9期が一番先輩になったモーニングの歌うこの曲、すごく良かった。ウッ……りほりほ……ズッキ………。ズッキの卒コンで歌わなかったのはもうりほりほがいなかったからなんですかねー?入れて欲しかったなーセトリに!!


          3,2,1 BREAKIN' OUT!

           

           

           

           





          跳ねたくなるようなポップさに溢れた一曲。リリース当時のメンバーはもちろんなんですが、2015年春ツアーのメドレーで現メンバーが歌うこの曲も超素敵でした。生ハモリって気持ちいいですよねえ。というかこのメドレー自体がすんごい良い。



          ↑これですね。コンサート映像があまりにもネットに上がるのは問題とは思いつつ、人に見せたいとき本当に助かってしまっているこのジレンマ…。前述のマジすか9期先輩ver.もこれに入ってます。


          SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜

           

           

           

           




          いやーみんな可愛すぎでは?!ビックリしますねMAJIDE!!!色んなおなご、みんな違ってみんな良い…。この当時のメンバーだとよっすぃ〜が超好きです。ご懐妊おめでとうよっすぃ〜。




          ↑この曲も入ってる大好きなコンサート映像です。新旧のパーティチューンが共存する名メドレー。セクボとマンパワーの融合がかっこよすぎ!!嗚呼、麗しのプラチナ期…。


          ここにいるぜぇ!

           

           

           

           




          すごく明るい曲なのに、最後の最後、「みんなlonely boys and girls」って歌詞を持ってくるつんく♂さんがワイは好きや…だんだんつんく♂さん賛美ブログみたいになってくるなやっぱり


          Mr.Moonlight 〜愛のビッグバンド〜

           

           

           

           





          ハロプロのキムタクことよっすぃ〜メインの一曲。毎回言うけど皆キャワウィーネー!!私男装とか女装も大好物なんですわ…素敵…。最近だと今年の春ツアーで工藤遥ちゃんがよっすぃ〜のポジションに着いて、色んなメンバーをたらし込む熱い展開がありました。でもどぅーはやっぱり美少女路線で行ってほしいんですけど私…ゲヒヒ…だって可愛いじゃん…。


          Happy Night

           

           

           

           




          ファンキーだけど初期特有のアダルティ〜な雰囲気もばっちり漂う一曲。圭ちゃん〜〜〜好きや〜〜〜ッ

          ていうかこれ1999年の映像なんですね…ヒェ〜〜〜ッッ………


          今更感あるのでいわゆる黄金期のメジャーな曲は割愛しますが、そうだ!We're AliveとかLOVEマシーンとか恋のダンスサイトとか真夏の光線とか好きです。

           

          | いろいろ感想 | 17:57 | comments(0) | - |
          ハロプロおすすめソング集 俺セレクション
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            こんにちは皆さん!!!毎度おなじみノリと勢いだけのブログのお時間です!!以前ある方から「今度ハロプロの曲オススメ教えてくださーい」と言っていただいた…というのを言い訳に、自分用メモも兼ねてハロプロの好きな曲をご紹介する記事を書こうと思います。

            オススメしまっせーとか偉そうなこと言ってますが、私もまだまだ本格的にハマって3年くらいでハロプロの歴史からすると屁みたいなものですし、気に入ったものを延々と繰り返す習性があるためなかなか数をこなせていないので、まだまだビギナーです。ヘソんんとこヨロシク。手元にある音源はモーニング娘。が一番多く、別グループはアルバム曲がまだまだ全然、歴代の派生ユニットもぽつぽつ…って感じです。もちろんここに書いてないけどもっといっぱい良い曲ありますしどれも好きですし嫌いな曲なんて別に無いですしおすし!!とりあえず現時点での私の特におすすめの曲ということで!!!ひとつ!!!現実逃避じゃないから!!!大丈夫大丈夫AHAHAHA!!!!!曲が絞りきれず凄い数になっちゃったので曲調ごとに記事も分けてみました。曲の分け方は割と適当です…自分でもノリノリとカッコイイの違い、カッコイイとクールの違いがいまいちわからない…でもノリノリとクールが違うのはわかる…みたいな…そんな感じです……(?)ほんでやっぱりモーニングの曲が多くなっちゃうので分け方もモーニングとそれ以外みたいな感じです…決して贔屓してるわけじゃ…いや贔屓してるのか…でもほんと、ハートはハロプロ箱推しクソDDです。

             

            とりあえず、のろのろと更新していくので、お暇な時にでも下記のリンクからどうぞご覧下せえ。

             

             

            ※それぞれ動画多数 YouTubeとニコニコ動画混じってます

             

            ハロプロおすすめソング集 ノリノリ編 モーニング娘。

            ハロプロおすすめソング集 ノリノリ編

            ハロプロおすすめソング集 カッコイイ編 モーニング娘。

            ハロプロおすすめソング集 カッコイイ編

            ハロプロおすすめソング集 クール編 モーニング娘。

            ハロプロおすすめソング集 クール編

            ハロプロおすすめソング集 カワイイ編 モーニング娘。

            ハロプロおすすめソング集 カワイイ編

            ハロプロおすすめソング集 しっとり編

            ハロプロおすすめソング集 珍曲編

             

            番外編

            ハロプロおすすめ動画集 コンサート編

            ハロプロおすすめ動画集 おもしろ編

            | いろいろ感想 | 15:54 | comments(0) | - |
            No music, No life
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              職場のマネージャーのモトさんとの間で、

              「あきさんさ、店閉めるん遅なったら家着くの0時過ぎるやんなあ?帰り道怖くないん?」
              「や、全然怖くないです!」
              「そうなん?」
              「はい!イヤホンで音楽聴いて歌って踊りながら帰ってるので大丈夫です!」
              「イヤホンつけてんの?!後ろから襲われても物音聞こえへんで気付かんやん!!」
              「いやっでも歌ってますし、襲われたりはないかなーって」
              「いやいやいや!もうちょい気い付けてや!!」
              「でも、踊ってもいますし……」
              「歌と踊りにそんだけ防犯上の信頼置く人初めて見たわ!あたしが先帰ったり休んだりする日に遅くに帰らすねんから、あきさんになんかあったらあたしが死ぬほど落ち込むしお願いやからイヤホンやめて!あたしのためにやめて!!」
              「モトさんのために…」
              「そう!あたしのため!」
              「わかりました!アカペラで歌います!!」
              「アカペラやったらなんぼでも歌って!!!」

              というやりとりをしました。
              | ただの文 | 22:39 | comments(0) | - |
              no title
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                怖い夢を見た。蜂蜜が人間の身体からしか取れない世界に生きている。毎年国民からランダムで選ばれた50人の元に政府の人間が現れ、「あなたは今年の蜂蜜生産者として選ばれた」と宣告する。その時点で対象に拒否権も人権も無く、国内に蜂蜜を流通させるためだけに命を捧げる。工場のようなところに連れて行かれ、身体を消毒され、ベルトコンベアに乗せられて最後の部屋へと送られる。周りの人たちも「まさか自分が」「でも仕方ない」「もうどうしようもないし」と、抗議するでも悲嘆に暮れるわけでもない、なんとも言えない表情でその場に佇んでいる。私はトイレに行きたくなり、並んで用を足す順番を待つのだけど、私の番を待たずして「全員集まってください 最期の仕上げです」というアナウンスが流れ、集合しなくてはならなくなる。「ああ、だめだったな。でもいいや、もう死ぬんだから」そう思いながら部屋へと戻る。ジェットコースターに乗れと言われる。このコースターが最後のカーブを曲がると共にあなた方は死にますと告げられる。そうか。私は死ぬのだなと改めて思う。家族や友人にさよならを言う間もなかったな。コースターが動き始める。宣告から実施までに2時間くらいしかなかった気がする。カタカタカタ、とコースターが登ってゆく。みんな大好き。さようなら。せめて心で念じていよう。今年の蜂蜜は私から取れたと知ったら食べてくれるかなあ。食べて欲しいようなそうでないような。逆の立場だったらどうだったろう。言うてる間にガクッと身体が浮いたような感覚。スピードを上げてコースターが走り出す。でも、何故だろう、速いはずなのにゆっくりに感じる。コマ送りのようになった視界に、すわ走馬灯かと思わず身構えるが、特に何が見えるわけでも無く、無機質なコンクリートの壁が身体の横を通り過ぎるだけだった。もうすぐ真っ暗なトンネルに入る。ああ、終わる。あの中で終わるのだ。本当は死にたくなんてない。でも仕方ない。なんで仕方ないんだろう。きっと蜂蜜は甘い。早く死ななくても蜂蜜が取れる世界になればいいのに。私の子どもが大きくなる頃には…。子ども、いないんだった。よかった。よくない。さようなら。いい人見つけてね。私を忘れてね。みんなお願いだから忘れて欲しい。蜂蜜は、甘い。



                | ただの文 | 01:23 | comments(0) | - |
                持てそうもない荷物なら、
                0
                  映画「海街diary」観てきました。自分用メモとしてざーっとした感想でございやす。原作厨の言うことなので軽く聞き流してくんさいや〜





                  ↓以下ネタバレ満載↓








                  私はこの作品の原作のファンです。何度となく読み返しては反芻し、自分の中で海街diaryの世界を原作から実写に変換し続け、今に至ります。実際に実写化の決定が発表になったとき、私と私が作り上げてきた海街diaryの世界との蜜月が終わりを告げました。悲しい気持ちになる傍ら、私以外の人の目を通した海街diaryの物語(もちろん商業作品ですから、色々な大人の事情も加わっているということも踏まえて)が見られるという楽しみが増えたと胸をときめかせました。自分が見ているものを他人はどんな風に受け取り、どんな風に形作るのかということを確認するのは、とても必要なことだと思います。海街diaryに限らず、0から1にしたものを次は1から2にも3にもしていく作業を重ねてエンターテイメントの世界は成り立っています。ノベライズ、コミカライズ、アニメに実写に舞台…。なので公開をとてもとても楽しみにしていました。そして、期待通り、とても素敵な映画でした。四季折々の鎌倉の町並みを堪能できたし、四姉妹も本当に美しくて、まさに眼福という感じ。仮に原作を知らなくても観てたんじゃないかなと思います。

                  でも、原作を読んでいたからこそ気になる点が多々あって、それを挙げ始めると思いの外すごい量になっちゃって完全にただの悪口だし個人的な好みも盛りだくさんに入ってるし私この映画全然気に入ってないみたいに思われるレベルなんですが、本当に、すごく好き、ですので…どうか誤解の無きよう…誰が読んでるか知りませんが……。


                  この作品の原作は現在6巻まで出版されています。複雑な家庭環境を抱えて鎌倉に暮らす彼女たちの濃密な物語を2時間やそこらの尺にまとめるのですから、抜き出して抜き出して、選び抜いた上で残ったエピソードで映画は構成されています。それ故メイン級のキャラクターについても残酷なまでに端折られる。すずの学校の友達やサッカーのチームメイトもそうでした。それは別にいいんです。

                  ただ、風太。風太だよ。辛うじて出てくるも、落ち込み気味のすずちゃんの突然のくら〜い愚痴を聞くだけの男…みたいな扱い…。もういっそのこと思い切って風太のエピソードも全部削ればよかったんでは?!梅の実はすずひとりで取ってたやん!ああいう風にしたらよかったやん!とか思ってしまった。チームメイトとキャッキャする描写はあっても誰がどれだとかはもう明かさなかったらよかったんだよ。こっちで勝手に脳内補完するやんか。姉妹・引いては家族のお話に集中するのなら、変に欲張らずにその辺は切り捨てればよかったのに…。

                  私はすずと風太が徐々に心を通わせるようになる過程がとても好きだったので、特に何があったというわけでもないけどなんかそんな感じのイキフンでした〜的な流れがほんとに許せない…。あと風太役の子がすんごい細い上に顔が小さすぎて気が散りました…風太はもっと中肉中背やしすずより顔が小さいなんてありえないんや…。中学生男子に中肉中背を求める方が酷なの…?でもほんとに細すぎでしょうよ…。あと同じようなことでいうと智章の存在がわけわからなすぎる…アレ何やったん…?

                  次に、ほんとに個人的なことなんですが、好きなシーンがことごとく肩透かしっていうか、アレッ?!みたいな状態で終わっていったのが残念でした。序盤のお父さんのお葬式で、陽子さんがグズグズした挙句すずに出棺の挨拶までさせようとするシーンで幸ねえが一喝するとことか(「子供であることを奪われた子供ほど〜」のくだりや「出棺のあいさつなんて〜」という補完がないまま陽子さんが「妻だもの!」ってやる決意しちゃったから「あの人の家族は私よ!」みたいに香田三姉妹と敵対してお父さんを取り合ってるみたいに思えた)お葬式後にすずの好きな場所へ連れてってもらって、そこですずが大声で泣くシーンとか(後半クライマックス辺りのオリジナルシーンで代替してるのかもしれませんが、それならせめてあの場に佳乃も千佳もいて欲しかった)すずを鎌倉に呼ぶことを決めた後、発車した電車の中からは声が届かないから「待ってるからね!」ってメモを出すとことか、おばあちゃんの法要の後にすずと幸ねえが並んでカレーを作るシーンで涙を流すすずの肩を幸ねえが抱いて慰めるシーンなのにすずは泣かねえし幸ねえも「あ…」みたいな感じでなんかモヤモヤしたものが残ったまま終わったり(それもまたクライマックスのシーンで得られるある種のカタルシスに繋がるのかもしれませんが)他にも幸ねえと椎名先生が海辺の階段で別れるシーンとか、坂下さんがなんか仄暗〜いキャラになってたのもそうだし、ツンデレのはずの福田さんがほぼデレだったのもモヤったし(関西弁がリリーさんの出身に合わせて九州の言葉になってたのはなんか許せた リリーさんにやってもらうならそっちの方が自然ですもんね…)あと二ノ宮さんのお葬式で四姉妹と福田さんが話してるときに後ろにいたおばちゃんは誰だよ!!!原作の絡み的にはマサママがしっくりくるかもわからんが映画にはマサママどころかマサ本人をマサとしてちゃんと扱ってないのにママだけあんな風に出すのも意味不明だし絶対いらんかったやろあのおばちゃん!!!

                  台詞の中に「アレする」っていう言い回しがやたら多いのも気になった。そりゃ普通に日常会話で「ホラ…な?わかるやろ?」的なニュアンスでよく使う言葉ではあるかもしれませんが、えっそこぼかす必要ある?普通に「暮らしてた」とか「考えてみて」とか言った方がいいんじゃ…っていうところを「ちゃんとアレしてた」で「アレしてみてね」とか言って…えー??そうなん???ってなった…。リアリティを追求していたのだろうか…だとしたら追求しどころ変では…。

                  しかし、漫画という媒体を通していたからこそ若干和らいでいた設定のキツさが実写になるとありありとわかるものですね…。「父親が女を作って出て行き、母親も別に男を作って出て行き、祖母の家に置いて行かれた三姉妹」が、「自分たちを捨てた父親と父親が自分たちを捨てて選んだ女性の間に出来た子」と一緒に暮らす、という話ですから、よく考えなくてもヘビーな関係なんですが、どういうわけかそんなに重くは感じていなかったんですよ私。だけど、実際に生きてる人間として彼女たちの姿を目の当たりにしたとき、この人たち結構すごいことしてんな、と思ってしまいました。本人たちはあまり気にしてないようですが…。そら大船のおばさんも心配するわ…。おばあちゃんの法要のシーンで、お寺さんのトイレの前ですずと三姉妹のお母さんが二人きりで話すシーンがあって、本当にハラハラしました。あとその後の家でのケンカのシーンな。「やめてえええ!!!すずどんな顔してその場におったらいいんやーーー!!!!!」って叫びたい衝動に駆られた。原作は大船が幸ねえとお母さん引き離してさっさと帰ってたけど、映画、アイス食おうとしてた矢先でしたやん…。あの後あのアイスどうなったんやろ…。あの空気のまま食べても完全に美味しくないし食べずに置いて片付けるときの気まずさも半端ないやろ…「あは、ちょっと溶けちゃってるね…」とか言いながら周りの様子を伺う千佳の姿が目に浮かぶ…。千佳はほんとに穏やかで平和主義というか、姉ふたりの喧嘩をオロオロしながら見てる感じがすごく可愛かったっていうか夏帆ちゃん可愛いし千佳も超好きなのですごく良い配役だなって…思いました…可愛い…。

                  あ、ついでに四姉妹についての雑感…。キャスティングを初めて知った時、いい感じだなーとは思いつつ、私は綾瀬はるかさんだけはどうしても「幸ねえ」として受け入れるのは違和感があって、実際に映画を鑑賞しても、その気持ちはやはり拭い切ることが出来ませんでした。私の中の幸ねえは、髪の毛が短くてキッとしていて、佳乃とは違った意味での気の強さが見た目に滲み出ているようなイメージだったので(劇中で本人も言っていたように、ずっと学級委員長だった!っていうのが、ああそうでしょねーって一目でわかるような感じ)綾瀬はるかさんはあまりにも雰囲気が柔らかすぎたんですね…。

                  確かに髪の毛をひっつめて、まっすぐ背筋を伸ばして妹たちの前に立つ彼女はきりりと美しく、長女然としていました。でも、やっぱり、幸ねえではなかった。とても素敵だったんですよ。すごく上手だし、綾瀬はるかさんは声も良いですよねえ。山で叫んでるシーンで「ええ声…」って思った。でも私の幸ねえにはなれなかったんや…ごめんなさいよ……。

                  でも、やはり「眼福眼福ゥ!」というキャスティングのイメージは終始変わらず、四姉妹がご飯を食べ、お風呂に入り、おしゃべりをし、重ねてきた暮らしを分け合い、また新たに重ねていく様は、それだけで価値があると心底思えるほどに美しく健やかで、ああ素敵な映画だ…としみじみ思いました。カマドウマのくだりめっちゃ良かった…長澤まさみかっわいいな…ブラ姿も拝めて幸せでした…。あとお風呂上がりにタオルをパッと開いて扇風機の風を一身に受けるすずちゃんのシーンを入れてくださいましてありがとうございました…(土下座)


                  そんなこんなでした。色々書きましたが、是非是非また観たい映画でした。写真集も欲しい…あと原作の新刊はいつ出るんですか…ペース的に多分来年やが…遠い……

                  | いろいろ感想 | 21:16 | comments(0) | - |
                  まだまだだね
                  0
                    ここ最近テニスの王子様のアニメが再放送されており、タイミング良くテニプリ再燃中の私は嬉々として録画・鑑賞しているわけですが、ゆきさんも一緒に観ているうちにすっかりテニプリワールドの虜となったようで、楽しさのあまりキャラクターに独自のあだ名を付けまくっているんです。決め台詞そのままとか、見たまんまだったりとか、冷静になるとそりゃそういうあだ名になるよな…というようなものばかりなんですけど、好きすぎて盲目状態に陥り、一般的な感覚との温度差が激しくなっている私にとっては冷静な意見が妙に面白いんですね…いつも笑ってしまうんですよね…。で、面白いので毎回こっそりメモしているのです。この記事はそのあだ名の忘備録にしようと思います。テニプリを知っている方はちょっと面白いかもしれませんがそうじゃない方には「何が面白いねん」という感想しか出ないと思いますどうぞよろしくお願いします!!!!!

                    ※新しいキャラが登場し、新しいあだ名を確認出来たら随時更新していこうと思います。
                    ※あだ名がつかなかったキャラ・アニメオリジナルキャラは省略しています。
                    ※画像は拾い物です。
                    ※テヘペロ。









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                    | 絵付き文 | 01:41 | comments(0) | - |
                    kiss, sunlight & beat
                    0
                      絵日記サイト「杏仁」の移転に伴いましてこのブログの名前も「ばばばん」から「ひもQ」にしてサラッと更新再開します。なんでかって?!本当は別所にちゃんとひもQって名前でブログ新しく作って更新してたのに自身のウッカリで全部消えちゃったからだよバカ!アホ!!うんこマウンテン!!!めっちゃ時間かかった記事もあったのにコンチクショー!!誰かログ掘り返してくれよ!!!もう消えちゃった独自ドメインで作ってたブログをYO!!!

                      ごちゃごちゃ言っても仕方ないので同じ場所で名前を変えてまた更新を始めます。例によってそんなに頻度は高くなかろうが許しなさいよ社会人なんだからサァ〜…グッへへ…毎日更新してた高校生の頃が異常だったんだよォ…マジで…ほんで豆腐本体の再開はいつになるのかな?最早本当に他人事のやうだ…頑張れ〜…頑張れな〜い…(^o^)
                      | ただの文 | 06:29 | comments(0) | - |
                      春が燃えてるよ
                      0
                        「あきのブログの名前っていちいち意味わかんない」でお馴染みのばばばん更新クライマックスだフォオオオ!!ちなみに自炊ブログには「クリームアウト」新しいブログには「ひもQ」特に公に公開せずやってるブログには「トキメキ★メキメキトゥナイ」という名前を付けています!嘘です!ついてきてっかテメェら?!俺ぁもうついていけねぇよ!自分に!キーボードに乗って踊る指先が綴る文章は何故にこうもテンションが高いのかね?!現実世界の私はまじで拍子抜けするほどテンション低いですからね!ほんともうね!何なんでしょうね!とりあえず「!」って入れとけ!みたいな具合でブログとか書いてますから!ほんと発想が17歳の頃からひとかけらも変わってねーんですわ!つってね、こういう文章も既にどっかで書いた気がするわ!mixiかな?!ていうかもううんこなんでしょうかね?!私?!うんこー!!!(妹のお弁当に生のカボチャをブチ込みながら)

                        そんなこんなで成長する気ゼロの私がボソボソとやってきたこのブログも、もうすぐ更新終了となります。思えば18歳になったばかりのあの頃の私は色んな意味で輝いておりました。月日って残酷だわー。鋼鉄の処女くらい残酷。や、もっと酷いかもしれんぞ。穴だらけ血まみれですよ。精神的に。過去ばかり振り返っても仕方ないってことぐらいよくわかってるよ!だけど、だけど…!

                        思い出深い過去バンザイ。というわけで、これまで書いてきた記事で気に入っているものや反響の大きかったものを一気に振り返ってみたいと思います。この記事を書くに伴って最初から全ての投稿記事を見返してみたけど、予想外に内容忘れてて笑った。自分が書いた文章なのに不思議ですねい。
                        続きを読む >>
                        | ただの文 | 03:33 | comments(1) | - |
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